小池恒オリコン社長 |
――配信データをランキングに反映することはまったく考えていないのでしょうか。社長がビジネス傾倒しているからオリコンチャートが最新の人気チャートとして機能しなくなっているのですね。
もちろん検討はしています。ただ、アーティストによっては「パッケージしか出さない」というポリシーを持っている人たちもいますよね。そういう人たち全員の協力を取り付けるのが、大変困難なんです。それまで1位の常連だったアーティストが、10位にも入らないということが起きるかもしれない。アーティストのブランディグの面で逆の作用が起きるわけです。その調整に時間がかかりますからね。
アメリカ人が音楽に費やす年間費用の推移 RT @conradhackett: Money spent on music by average American, 1973-2009 http://t.co/vcNoYtJfts http://t.co/S0ATD05Em1
— 世界四季報 (@4ki4) 2015, 2月 22
■ビルボードは特典商法をこう見る 音楽チャートの変容[朝日デジタル]■時代に合わせ指標を見直しオリコンチャートより、楽曲DL・ラジオ・ツイッターなどを加味しているビルボードジャパンのランキングの方が健全ですね。
――複合チャートとしてのビルボードの進化の歴史について教えてください。
ビルボードは歴史的に、人々がどのように音楽を聴くかに応じて対応を変えてきました。ジュークボックスやラジオでのエアプレーなどに始まり、LPや8トラックのテープ、カセット、CD、携帯電話の着うたなどなど。もちろん、デジタルダウンロードも調査しています。デジタル時代に入り、チャートも非常に大きく急速に進化していますね。一方、CDなどパッケージの売り上げは落ちています。ソーシャルメディアやストリーミングサービスなどの広がりによって、音楽の聴かれ方自体が変化しているなかで、そうした動向を先取りできるように努めています。
――現在の米国のHot100チャートを構成する指標にはどのようなものがありますか。
CDやデジタルDLの売り上げ、ラジオのエアプレー、定額聴き放題のスポティファイやユーチューブでの再生回数などですね。
――そのなかで最も重視しているものは何でしょうか。
絶えず変わっていますが、現在はほぼ同じぐらいだと考えてください。とはいえ、上位100曲がどういう出自を持っているかは、それぞれ異なります。
■(変わるモノサシ:下)ヒット曲の基準、CD以外は[朝日デジタル]
AKBはシステムの急所を突き、オリコンをハッキングしている。オリコンはあくまで『CD売り上げランキング』なのに、あたかも『いい音楽ランキング』のように錯覚されている
■iTunesが2014年シングル売り上げ上位20位を発表 → オリコンと全く異なりAKBは1個でジャニーズ無し[ゴゴ通信]
iTunesの売り上げが純粋な売り上げを反映していると思う。
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