2017年12月17日

ドクターフライという天ぷら調理器がすごい

立ち飲みスタイルの天ぷら屋の「喜久や」が大繁盛しているということをがっちりマンデーで取り上げられていました。

ドクターフライを導入した喜久や
立ち飲みスタイルの天ぷら屋
月商1000万円超
喜久やの平均客単価は約3500円
天ぷら業界では中間価格帯の店は少なかった
そんな喜久やが導入したのが「ドクターフライ」という天ぷら調理器。
ドクターフライ

1秒間に5万回も振動する
振動することによるメリットは、衣に穴が開かなくなるということ。
揚げすぎると衣がベチャッとなる
食材と衣のあいだに水分が閉じ込められている
揚げることで水分が膨張し衣を突き破る
衣に空いた穴から油が染み込む
天ぷらは油から取り出すタイミングが難しい
そこで振動するドクターフライを使うと
振動により水分が小さくなる
水分が小さくなったことで衣に穴が空かなくくなる
衣に穴が空かなくなくなることで、他の食材と一緒に揚げることができるようになるだけでなく取り出すタイミングなど職人技を求められなくなる。
食材から出た水分で他の食材に味が移ってしまう

同時揚げはありえない
ドクターフライなら同時揚げが可能になる
1人で同時揚げができるので人件費の抑制になる
経験年数が短くても大丈夫
さらに振動効果で油ハネもしなくなるため、水分が多い食材でも揚げることができるようになる。

水分が多い食材も揚げられるようになる
ほぼ水分の絹ごし豆腐も揚げられる

揚げ大根
ドクターフライで水分の多い食材も揚げられる
珍しい食材の揚げ物を食べられるため女性客が多い
立地もあるけど、珍しい食材が揚げられた天ぷらが食べられるため、客の7割が女性とのこと。
喜久やのFLコストは52%
かなり優秀な部類に入ります
人件費と食材原価を抑えられる揚げ物はF/Lコストを低く抑えられるので利益を上げやすい業態なのですね。

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