2017年4月21日

上司と給料は社員が決めると社員満足率が上がり離職率が下がる

上司は選挙で決める



スマホで投票
【カイシャの鑑】上司を“選挙”で決める(WBS)

低価格帯めがねチェーン業界3位の「オンデーズ」は近年、急成長しています。その源になっているのが、上司を決める“選挙”です。田中社長は、8年前、30歳の時に社長に就任。業績低迷するオンデーズの改革の柱が選挙でした。毎年全社員による投票が行われるのが、販売現場のトップ「エリアマネジャー」です。本社内には、選挙ポスターが張られ、政見放送の撮影も行われます。選挙の会場にはおよそ450人が集結。選挙の総費用は1,200万円もかかるといいます。各候補者が最後のスピーチをし、上位5人が新たなエリアマネージャーに選ばれました。田中社長は、嫌いな人はいるが、「イエスマンばかり周りに置くよりいい」と強調します。

上司制度の投票結果


グッド・アクション 2015

上司選挙をおこなったことで「離職率50パーセント」から「5パーセント」へ改善したとのこと。




【カイシャの鑑】給料はすべての社員で決める!(WBS)

給料は2日間の査定会議で決まりますが、給料は社員たちの話し合いで決めるという取り組み。査定アップにはプレゼン力がないと厳しいのかもしれませんね。

[追記1]

賞与額を社員全員で決める会社 一体どうやって?(日経ウーマン)
 3C制度は、一言でいうと「特別賞与の額を全員で決める」制度。毎年決算期が近づくと、自分以外の全社員の氏名が書かれたシートが渡されます。そこに、「この社員がもらうべき賞与額」を一人ずつ書き込んでいくのです。

 手渡された時点では、仮の金額として一人につき100万円割り当てられています。社員数が10名なら、合計1000万円。これを、Aさんは200万円、Bさんは100万円、Cさんは50万円などと割り振っていき、役員がその評価を踏まえて実際の賞与額を決定します。3Cとは、「Contribution」(会社への収益の貢献度)、「Commitment」(業務に対する責任感、献身度)、「Consistency」(会社への安定的関与)の略で、この3つの観点で評価を行っています。

 記入した内容すべてを見ることができるのは役員のみで、自分の金額については知ることができません。特徴的なのが、コメントなどは一切書かず、「金額のみ」で評価するというところ。同期や先輩、上司を金額で評価しなくてはならないというのは、ちょっと抵抗がありそうですが……。実際のところどうなのでしょう?
360度評価を導入することで、社員満足度アップだけではなく「自然と周りを見渡す癖がつく」という効果もあるそうです。

[追記2]
<人事評価>サラリーマンの半数が「不満」のワケ(毎日新聞)(Yahoo!ニュース)
20~40代正社員男女(回答者519人)の約半数の48%が、勤務先の評価制度に「満足していない」と答えました。主な不満の理由は、何を頑張ったら評価されるのかあいまいだから▽評価基準があいまいだから▽評価の手続きに公正さを感じないから──でした。

一方、「満足している」と答えた人の主な理由は、会社が評価制度について具体的な情報を開示しているから▽何を頑張ったら評価されるかが明確だから──でした。調査結果からは、評価基準の明確さが満足度を左右することがうかがえます。

しかし、何をもって評価の基準を満たしているかが明らかではなく、すべて上司の主観で評価されていました。また部下には評価の結果を開示せず、上司は評価の仕方について管理職に昇進した際に1度研修を受けるだけでした。
評価者である上司の主観が反映されやすく、不満が出る人事評価には、「あいまい、不公平」というキーワードがあります。

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